世界一の牡丹の里
1.生産の歴史
島根県の県花でもある八束町の牡丹は原産地は中国で、持って生まれた美しさから「花の王」と称されてきました。
歴史としては古く、今から約300年前に、遠州地方(現在の静岡県)の秋葉山へ全隆寺の住職が修行に訪れた際に薬用として持ち帰り、境内へ植え付けたのが始まりとされています。その後、関西方面(今の宝塚市周辺)より多数のボタン苗が持ち込まれ、島内の農家へ普及し独自に研究を重ね品種改良を行い、新品種や優良品種を数多く作り出していきました。昭和に入り、芍薬の苗に牡丹の芽を継ぐという新しい技術が導入され大量生産が可能となり、行商にでる農家が増え全国で見られるようになりました。
海外への輸出も始まり世界的にも知られるようになり、現在は年間180万本が生産され、主にヨーロッパや、アメリカへ出荷されています。
2.年間スケジュール
開花シーズン 4月下旬〜5月初旬
苗木の出荷シーズン 8月下旬〜12月下旬
鉢物出荷シーズン 12月中旬〜3月下旬
切り花出荷シーズン 12月中旬〜3月下旬
3.施設紹介
牡丹協同集出荷施設 ここで農家より牡丹の苗木や鉢を受け取り、国外へ輸出したり国内市場へ出荷しています。

4.作業風景
現在は市場向けの牡丹鉢物を取り扱っています。

5.管理方法
美しい牡丹を育てるために
1.植付時期
9月下旬〜11月末(但し3月までは移植が可能です。)
2.植付場所
水はけの良いところ(但し乾燥しすぎる場所は禁物です。)地下水が高くて雨後水たまりになる場所では30cm位盛り土をして植え付けます。
3.植付方
植穴は直径30cm、深さ50cm位とし、元肥として堆肥を一株当たりバケツ半分くらい入れ、その上に5cm位覆土をして植付けます。その時継ぎ口が10cm位土を被るようにする。

4.肥料
芽出し肥 2月下旬〜3月上旬2回位、油粕・骨粉 礼肥 花散り後 油粕・骨粉、一株当たり3〜5握り位
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